寝てるより楽はなかりけり。

発達障害の母とHSPの娘の話です。

姉の苦悩

姉は離婚してから実家に戻り、母とのトラブルを経て別居し、実家の近くに住んでいます。

私は…実は、再婚してから母に住所を教えていません。実家の隣町に住んではいます。

留守中に物色されたり、要らない物を置いていかれたり、とにかく母に知られると怖いのです。

 

姉の方が実家に近いので、退院後はよく見に行ってくれていました。

そんな姉からラインがありました。

「ことりちゃん仕事終わったら連絡下さい。」

何かあったな、と感じました。

仕事後、駐車場で電話しました。秒で出る姉。

姉「もしもしことりちゃん。私あの人(母)に出て行ってもらいたいの。」

私:え。どういうこと?

姉「お父ちゃん、弱ってきたでしょう。で、ちょっとお布団を汚してしまったらしいの。それをアイツ(母)が電話してきて、父ちゃんの粗相が汚いからあんたが片づけにこいと言うの。手伝ってとかならわかるの。だけど汚いはないよ。アイツは人間じゃない。布団は買い替えたし、紙のパンツも買ったから大丈夫よ。でもお父ちゃんにまともな食事も作らないで、ご飯残したら腐ってもまた出されてたの…だから、私が悪者になるからアイツを何処かに入れてくれないかな…。」

(電話越しに泣いているであろう姉。)

私:ひどいね。人でなしだ。介護申請するよ…私。

電話を切ってからしばらく放心状態。

そうだ、子供にもひどい人だった。父が弱ってしまえば、父にもひどいことをする可能性はあったはず。しかしながら、長年生活を支えてきた父にもひどい仕打ちをするなんて。しかも排泄の失敗をののしるなんて、なんて人なんだろう!