家庭内暴力の連鎖2
家庭内暴力の話が途中になっていました。
続きです。
ある日、父の姉妹が来て何か深刻に相談していました。
そして祖母がいなくなりました。
学校から帰って来ると祖母の布団までありませんでした。
姉が泣いていました。
「あいつがばあちゃんにご飯をあげていなかったから、おばちゃんたちがばあちゃんを連れていった。」
母が不貞腐れて言います。「作ってやったけど、食わんかったんじゃ。私は悪くありません!」
姉が激昂します。「毎日粥に梅干しでなんで人が生きていけると思うの!頭おかしい!だからばあちゃんもハンストしたんじゃない!」
母「私はちゃんとしていました!」
姉「何と何を作っていたの!」
母「…お粥とか。梅干しとか…。漬物とか。」
姉「世話もことりにさせてたし、ほんとに最悪。」
母「ことりに世話なんてさせていません!」
聞いていて、体の血液が逆流する感じがしました。
母は嘘つきだ。
私「おばあちゃんのオムツも変えてあげなかったし…。お水も手の届かない所に置いていじわるばかりしていた癖に…」
言い終わらなうちに母に突き飛ばされました。
不意打ちで尻もちをつきました。
その瞬間、姉が母に掴みかかろうとしていました。
姉が母に引っかかれ流血しています。
バチン!
母が吹き飛びました。
私が母を平手打ちしていました。
母にはじめて手を挙げてしまった。
母がみるみる涙ぐみます。
「うわ~ん。ことりが叩いた、叩いたよ~。」
子供のように泣き始めました。
その日以降、母にこつかれる事はなくなりました。